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太陽光発電の歴史を振り返ろう~発明から現在まで~

2018/02/25

太陽光発電が環境問題の対処法として注目されるようになったのは、ここ20年の出来事です。それでは、環境問題の解決差として太陽光発電はどのようなプロセスを辿ってきたのでしょうか。

今回は2000年から現在までの太陽光発電の歴史を見ていきましょう。

 2001年:太陽光技術研究開発

前回紹介したように、NEDOはニューサンシャイン計画策定時に新エネルギー開発促進をスタートし、現在でも大きな役割を担っています。

NEDOは、これからの更なる太陽光発電の普及のためには、技術的発展が不可欠だと考えており、広い開発能力やアイデアを公募する「革新的次世代太陽光発電システム技術研究開発」をスタートしました。

 2002年:RPS法

RPSとはRenewables Portfolio Standardの略語で、「再生可能エネルギー利用割合基準」のことを言います。電気を供給している電気事業者は、火力活電や原子力発電といった資源依存型の発電だけではなく、太陽光発電のような再生可能エネルギーによる発電を一定割合以上含んで提供することが義務付けられました。

RSPの基準をクリアするためには、電気事業者が太陽光発電所や風力発電所を設置して、一定割合以上の電力をこれらの発電所で得るという方法が挙げられます。

また、系統連系を利用して、家庭に設置された太陽光発電システムから余剰電力を購入する方法もあります。いずれにせよ、結果として再生可能エネルギー発電を促進する効果が期待されているのです。

 現状

日本は資源がほとんどない国であったことも影響して、太陽光発電の開発や導入の先駆けとなっていました。また、地球規模の環境問題が意識されるようになり、日本の太陽光発電技術が一層注目されました。しかし、現在は世界一の座を失ってしまったのです。

太陽光設置数においては、ドイツが日本を追い越しました。環境問題への意識が高い国であるため、太陽光発電を再生可能エネルギーの中核として導入し、世界一の設置数となったのです。

一方日本では、太陽光発電の設置に対する助成制度が終了しました。

そのため、太陽光発電の普及をどう進めていくのかが課題になってきます。

ドイツで使用している太陽光発電システムのほとんどが日本製です。日本が技術面の第一人者として、太陽光発電をより導入していく必要があるのではないでしょうか。

助成金がなくても、技術の発展により太陽光発電の価格は下がってきています。日本が世界に誇れるクリーンな国になるためにも、一人ひとりが省エネを意識していきましょう。

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