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太陽光発電の歴史を振り返ろう~発明から現在まで~

2018/02/17

太陽光発電はクリーンエネルギーとして地球規模で注目されてきています。また、日常的に存在する太陽を利用する発電法なので、枯渇の心配がないのが特徴です。

技術革新を繰り返しながら普及している太陽光発電。いつ頃から使用されるようになったのでしょうか。
今回は、太陽光発電の歴史を振り返っていきましょう。

 1954年:開発・誕生

太陽光発電には太陽電池を利用します。

この太陽電池を発明したのが、アメリカのベル電話研究所のピアソン、フラー、シャピンです。これはシリコン太陽電池と呼ばれるもので、光起電力効果という電気の発生方法に基礎をおいています。

 1958年:実用化

1954年に太陽光発電は発明されましたが、当時はとても高価で、一般家庭で実用できるようなものではありませんでした。

では一体何に利用していたのでしょうか。それは「人工衛星」です。1958年にアメリカ海軍により‟ヴァンガード1”という人工衛星が開発され、打ち上げに成功します。これが世界初の太陽電池実用例なのです。

 1973年:第一次石油危機

この年に勃発した第四次中東戦争の影響で、原油価格が大幅に引き上げられました。こうして起こったのが第一次石油危機です。

高度経済成長の時期にいた日本経済は大きなダメージを受け、枯渇エネルギーへの不安と危惧が日本中に広まったのです。そこで注目されるようになったのが、太陽光発電です。まだまだ高価なものでしたが、世界中の人々が太陽光発電を意識するようになったのです。

 1974年:サンシャイン計画

第一次石油危機によって、市民の省エネへの注目が高まりました。そこで日本政府もエネルギー問題の対策に乗り出します。「サンシャイン計画」を策定し、2000年までの長期的戦略を立てたのです。

内容は、通産省により省エネルギー推進や、石油の代替エネルギー開発といったものでした。高価だった太陽光発電を、より実用化させるための開発も、より一層進められました。

 1980年:ソーラーシステム普及促進融資制度

国家レベルで始まったサンシャイン計画ですが、具体的にどのようなことを行ったのでしょうか。太陽光発電の利用を促進させるために、「日本太陽エネルギー学会」や「ソーラーシステム振興協会」、「NEDO(新エネルギー総合開発機構)」が創設されました。

また、「ソーラーシステム普及促進融資制度」が1980年に設けられ、個人住宅へのソーラーパネル設置を支援しました。こうして、太陽光発電が個人宅でも実用化されるようになったのです。

 

こうして、太陽光発電は発明から実用化までの道を辿ってきたのです。
次回は1990年代の太陽光発電の歴史を見ていきましょう。

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