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太陽光発電の低圧・高圧って何? 投資を始める前に知っておこう!

2018/01/22

太陽光発電投資に興味があり、投資物件などを見ていると「低圧」、「高圧」という文字が目に飛び込んでくることはないでしょうか?

漢字を見てだいたいの意味は分かるからスルーしている方も多いと思いますが、この低圧・高圧は、太陽光発電投資を始めるにあたって必ず理解しなくてはいけない用語なので、今回は低圧・高圧についての理解を深められる記事を書いていこうと思います!

低圧と高圧の違いには、「電気事業法」や「電気設備に関する技術基準を定める省令」などの法律が大きく関わってきます。二つを簡単に区別するとしたら、低圧とは発電出力が50kW未満の物件で、高圧とは発電出力が50kW以上の物件のことをいいます。

続いて、低圧・高圧のメリット・デメリットを見ていきましょう!

○低圧のメリット

・設備の総費用が抑えられる
・比較的狭い土地に建設できる
・キュービクル(変圧器)設置不要
・管轄消防署等へ保安規定の届け出不要
・電気主任技術者(要国家資格)の選任不要

初めて太陽光発電を始めるなら低圧がおすすめです。上記のように様々な手続きが不要になりますし、高額のキュービクルを設置する必要がなく、総費用をかなり抑えられます。よって手軽に始められます。

○低圧のデメリット

・1kW当たりの建設費用が高くなる
・安い土地を探すのが困難

太陽光発電設備も工業製品であるため、数が増えれば単価は安くなります。さらに工事費も1MWの太陽光発電所を建設する方が、50kWの太陽光発電所を20か所建設するよりも効率が良くなるため、単価は安くなります。

また、大規模な太陽光発電所を建設する場合は広大な土地が必要ですが、このような広大な土地は地目が山林や原野が多く、坪単価は安くなります。一方50kWの太陽光発電なら約300坪の土地で建設可能ですが、このような土地は地目が宅地のものが多く、坪単価は高くなります。このため300坪程度の安価な土地を探すのは結構困難となります。

○高圧のメリット

・1kW当たりの建設費用が安くなる
・管理が一括で行える
・投資利回りが高くなる
・売電収入が大きくなる
・企業であれば会社のイメージが良くなる

スケールメリットにより、建設費の単価が安くなり、売電収入も大きくなり、投資利回りも高くなります。

○高圧のデメリット

・低圧では不要で上記の届け出と電気主任技術者の選任が必要
・高額なキュービクル(変圧器)を設置する必要がある
・イニシャルコストが高くなる
・メンテナンス費用などが高くなる

メガソーラー規模の太陽光発電所を建設する場合、億単位の建設費用が必要となります。

潤沢な資金があるか、億単位の融資を受けられるだけの信用がなけれ大規模な太陽光発電所は建設できません。

 

いかがでしたか?

初心者は「低圧」、太陽光発電に関する知識があり、かつ潤沢な資金がある方は「高圧」をお勧めします!

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