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2017/11/23
皆さんは再生可能エネルギーというとどういったものを想像しますか?
人口増加が続く中で、世界的にも再生可能エネルギーに注目が集まっており、最近では多様な発電方法が開発・研究されています。
ただ、実は多様な発電方法の中でも、5大再生可能エネルギーといったものが存在しており、これらにはそれぞれに特徴があり、環境や状況によって最適な発電方法が利用されています。
そこで今回は、この5大再生可能エネルギーとそれぞれの特徴についてご説明させていただこうと思います。
風の力を利用して行うのが風力発電です。
風力発電の最も大きな特徴は、発電コストが安いという点です。
また、発電に必要な風車の設置も最近では簡易化されてきており、近年徐々に増えてきています。
また、エネルギー変換効率が比較的高いのも、その魅力の一つです。
一方で、発電に必要なタービンなどは比較的高価であり、特に日本では、海外製のものよりも、高価なものが流通しており、今後は高品質で低価格な製品開発が課題と言えます。
山岳地域が多く、急な川が多い日本において、古くから重宝されてきたのが水力発電です。
日本では、昔から発電量の多くが水力発電で賄われてきたので、世界と比べてもこの分野では高い技術力を持っています。
一方で、大規模なダムを作るためには、大規模伐採を行う必要があり、周辺の生態系に大きな影響を与える可能性が高いため、今の日本の法律では、大きな発電量を生み出すものを建築することはできないのが現状です。
ただ、小規模なものなら郊外や街中にも作ることができ、他の発電方法に比べて、安定したエネルギー供給が可能なため、最近特に注目を集めています。
地中にあるマグマのエネルギーを利用した発電方法です。
熱から発生する水蒸気を利用し、タービンを回すことで発電を行います。
発電時に発生する高温の蒸気や温水は、暖房や農業にも利用できます。
一方でまだまだ発展途上という側面が強く、安定して大きなエネルギーを生み出すことはできていないので、今後の発展が期待される発電方法です。
・バイオマス発電
動植物をエネルギー源にする発電方法です。これらを燃焼したり、ガス化することで発電に利用します。廃棄物の再利用にも活用できる発電方法です。
最後にご紹介するのが太陽光発電です。
その名の通り、太陽から発せられる光エネルギーを利用する発電方法です。
風力発電や水力発電のように、大規模な発電設備を必要としないことや、機器のメンテナンスが比較的簡単なことから、開発が進んでいる発電方法です。
これまでは、個人の自宅に設置するパターンが多かったのですが、太陽光パネルの進歩により、広大な土地に発電パネルを設置し、大規模発電を行うことで、そこから得られる電気を売却して、収益を得ている方もおられます。
いかがだったでしょうか?
再生可能エネルギーは人口増加の激しい世界情勢に合った、時世をとらえた発電方法です。
今後ますます開発が進んでいくことでしょう。