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2017/11/19
最近では、再生可能なクリーンエネルギーが注目されており、その中の代表格が太陽光発電です。
太陽光発電は、潮力発電や揚力発電に比べて、設置環境の制限が少なく、一般の方の自宅にも設置が可能なため、長期的な電力節約のため、設置を検討される方が増えてきています。
ただ、自宅に設置する場合はほとんどが屋根への設置になるのですが、実は屋根の形状ごとに、最適な設置方法が異なるということはご存知でしたか?
今回は太陽光発電で最も高い発電効率を生むための、屋根のタイプ別の最適な設置方法をご紹介したいと思います。
合掌造りのように、屋根が2方向を向いている屋根です。
日本の家屋に多い屋根のタイプですが、このタイプの屋根は、もともと斜めになっているため、発電設備を取り付けるための架台を設置する必要がなく、太陽光発電に向いている場合が多いタイプです。
南向きの屋根が最適ですが、東西に向いている場合でも、2面両方にパネルを設置することで、大きな発電量を生むことができます。
ただ、やはり南向きの片流れの太陽光パネルを設置するのが最も発電効率が良いと言えるでしょう。
屋根が4方向に向いているタイプです。
1つの屋根面が小さくなってしまいますが、北側を除く、3つの屋根面にパネルを設置することができます。
切妻屋根に比べると、設置コストが若干割高になってしまいますが、三角形タイプのパネルを使用することで、大きな発電量を生むことができます。
鉄筋コンクリートや鉄骨系の住宅に多いタイプの屋根です。
屋根に高低差がなく、平べったい形をしているので、太陽光パネルを設置するためには、太陽光を浴びるために、パネルを斜めに立てなければなりません。
そのため、パネル設置には架台を設置する必要があります。
強固な基礎設備と、水はけが悪いため、防水処理をする必要がある場合があるため、設置が難しい場合もあります。
山と谷が交互になったタイプの屋根です。屋根面がギザギザと凹凸がなるので、凹凸に沿ってパネルを設置していきます。より高い発電効率を生むために架台を設置し、パネルに傾斜を持たせる場合もあります。
上記4タイプの屋根の中では、切妻タイプで南向きの屋根が最も太陽光発電に向いていると言われています。
とはいえ、屋根の形状や環境によっては、大きな発電量を埋めるタイプの屋根も存在するので、気になる方はこの記事を参考に、設置を行ってくれる業者に一度見積もりをとっていただいてみてはいかがでしょうか?