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2017/11/11
みなさんは、太陽光パネル素材に種類があるってご存知でしたか?
実は、太陽光のパネル構成する素材にはいくつかの種類があります。
大きく分類すると、「有機物系」「化合物系「シリコン系」に分けられるんですが、目的に応じて、これらのパネルをうまく使い分けるのが、効率の良い太陽光発電を行う上で重要になります。
とはいえ、世界の太陽光発電の多くは「シリコン系」でなんですが、最近では、高機能・高効率化を図って、複数素材のハイブリッドが誕生したりと、どんどん多様化しています。
そこで今回は太陽光パネルの5つの素材のご紹介と、それぞれの特徴についてご説明していこうと思います。
安定した発電効率があり、出力が高いパネル素材です。
住宅密集地などの狭いエリアでもある程度まとまった発電が可能なので、個人宅の太陽光発電に用いられていることが多いです。
単結晶シリコンと比べると、発電効率が比較的低いのがデメリットとして挙げられます。
一方で、単結晶素材と比べると価格が安く、手軽に設置できることがメリットです。
最近では、徐々に発電効率も改善されており、日本国内で一番人気のパネル素材です。
結晶を必要としないタイプのシリコンなので、パネル素材の中でも軽量化に成功しているのが特徴です。
また、もう一つの大きな特徴が、なにより価格が安いという点です。
一方で発電効率は上記でご紹介した2つの素材よりも低いので、設置には広い面積を必要とします。
初期投資を安く抑えることのできる素材です。
主成分に、銅、インジウム、セレンを用いている素材です。
従来のシリコンパネルよりも発電量が大きいことが特徴ですが、発電効率には課題があります。
大きな特徴としては太陽年数が長いという点です。
長期的な視点で太陽光発電を行っていきたい場合に有効な素材です。
上記で前述した、単結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせて構成されているパネル素材です。
単結晶シリコンとアモルファスシリコンのそれぞれの欠点をお互いにカバーするような設計になっており、最も大きな特徴としては、その優れた耐熱性です。
25度以上でも従来の素材よりも多くの発電を行うことができるので、夏場の気温が20度を上回る高温地域で有用な素材と言えます。
いかがだったでしょうか?
一口に太陽光発電といっても、その素材によって得意とする環境があります。
太陽光発電をお考えの際には、ぜひ、こういった部分にもこだわって検討してみてください。