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農業をしながら太陽光発電?ソーラーシェリングという新しい考え方

2017/11/07

みなさんはソーラーシェアリングという言葉をご存知ですか?

太陽光発電の出現により、現在では家の屋根や空き地などで手軽に発電ができるようになってきました。

太陽光発電は、基本的に日光の当たる場所であれば、どこでも発電することができるのですが、ここで一番のネックになるのが、太陽光パネルの設置です。

太陽光パネルは、もちろん面積が大きければ大きいほど、発電量を増えてきます。

ここで注目されているのが、農業用地です。大規模に大量な作物を生産する農業用地であれば、多くの太陽光パネルを設置することができ、また太陽光パネルを設置することで、過度な太陽光や雨風を防ぐことができるという、まさに一石二鳥の技術に今注目が集まっているのです。

とはいえ、ソーラーシェリングには太陽光パネルを設置する条件や、適した作物なども存在するので、今回の記事ではそういった注意点をご紹介させていただきたいと思います。

・ソーラーシェアリングで農地の一時転用が認められる条件

ソーラーシェアリングで農地に太陽光パネルを設置するにはいくつかの条件があります。ここでは、そのうちのいくつかをご紹介させていただきます。

まず、発電設備を整備することによって、営農に支障がきたさないことを大前提におかなければいけません。

これは太陽光パネルを設置することで、農業に悪い影響が出ないようにするためのものです。

さらに発電システムを設置した農地において生産された農作物に関する状況を一年に一度報告しなければなりません。

太陽光パネルの設置によって、農作物の質が低下してしまうと、それはソーラーシェアリングの考え方に反してしまうからです。

他にもいくつかの条件がありますが、ここでは割愛させていただきます。

ソーラーシェリングをご検討されている方は、一度しっかり確認するようにしましょう。

・ソーラーシェアリングに適した作物

植物は光が当たることで成長しますが、これ以上強い光を浴びても、成長が促されないという一定の光の強さの限界を各植物が持っています。それが光飽和点です。

これはC3植物と呼ばれるレタスやキュウリが持っているのですが、なかには光飽和点がなく、光が当たれば、当たるほど成長する植物もいます。

こういった植物をC4植物というのですが、トウモロコシなどがこれに当たります。

なので、ソーラーシェアリングは比較的低い光飽和点を持つ植物の農作地で行うようにしましょう。

 

いかがでしたか?

健全な営農を行いつつも、太陽光発電によってクリーンで再生可能なエネルギーを生み出すのが、ソーラーシェアリングの考え方です、気になる方は一度調べられてみてはいかがでしょうか?

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