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電圧抑制が起きている!?原因と取るべき対策とは?

2017/09/04

すでに太陽光発電をしていらっしゃるみなさん!
突然ですが「電圧抑制」という現象はご存知ですか?
この現象が繰り返し起こると、気づかないうちに電気が作られず思うように売電収入が得られないかもしれません!今回は知らないうちに起きている「電力抑制」についてご説明します。

■電圧抑制とは

もしかしたらパワーコンディショナーの表示盤で見かけたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

電気は電圧か高いところから低いところに流れていきます。
売電をするということは[自宅で発電した電気]を→[電力会社の電線]に流すことになるので、

[自宅内の電圧] < [電線の電圧]でないと電気は流れていきません。
そこでパワーコンディショナーはいつでもこの状態で保てるようにソーラーパネルからの電圧を自動的に調整して電気を送り出す役割を果たしています。

自宅内の配線と電線の配線は買電用の電気メーターのところで接続されており、法律上、接続点の電圧が95V~107Vの範囲を保つことが定められています。

常にこの気圧に保てるようにパワーコンディショナーに備わっている機能が電圧上昇抑制つまり「電圧抑制」です。

パワーコンディショナーが107Vの電圧の最大値に近づくと、この機能が働いて、ソーラーパネルからの発電量を抑制してしまうのです。せっかく太陽の光を存分に浴びていても発電を自ら抑制している可能性があります。売電にまわす電気量ももちろん減ってしまいますよね。

電気抑制の原因として、電線内の電圧が高い、もしくは自宅内の電圧が高いかのいずれかが考えられます。

■電線内の電圧が高い

一般的に電線に流れている交流電気の電圧は100Vと言われています。
常に一定であるわけではなく、電気事業法によると、「101Vの上下6Vを超えない値で維持する」とされています。

法律上では、電線内の電圧の30分間の平均が95V~107Vの間に収まっていれば良いのです。
ここで注意したいのは、これは「30分間の平均」ですから、わずかな時間であれば107V以上の電圧になることもありえるのです。

一日のうちで、ほんの数分間、電圧が高くなり売電できない状態になることは仕方がないことですが、安定的に107V近くになっていると、売電できない状況が続き、売電の収益に影響してきてしまいます。

とはいっても、これは自分ではどうすることもできない部分でもあります。
近隣に工場や商業施設などたくさん電気を使うところがあると電力会社がその地域に高い電圧で電気を供給するように設定しているかもしれません。
また、近隣で多くの家庭で太陽光発電をしていると日差しの関係上、似たタイミングで売電量が増えるので、電線の電圧が高くなる可能性があります。

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