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2017/06/28
みなさんは分散投資という言葉、聞いたことはありますでしょうか。
分散投資とはその名の通り、投資対象を分散させる投資方法のことであり、投資対象を多様化させることで資産運用に伴う価格変動リスクを低減させて高リターンを得ることを狙いとします。
そこで今回は、分散投資とは具体的にどういったものか、また分散投資をするメリット・デメリットについてお話していこうと思います。
・分散投資とは資産を分散させること
すべての資産を一つの投資に集中させてしまうと、それが利益をもたらすときには大変効果的な一方で、万が一投資対象の価値が暴落した際に大きな損失となります。
そうしたリスクを軽減するために行われるのが分散投資です。先ほどもお伝えしました通り、分散投資とは投資対象を多様化させ、またタイミングもずらすことでリスクを小さくします。
・リスクを小さくすることができます
分散投資の最大のメリットはリスクを小さくすることにあります。例えば株式であれば、日本中のすべての企業の株価が下がるといったことも考えられますが、分散投資をしていればすべてが損をするという事態を回避できることができます。
決定的なダメージを軽減させることもできますから、一度に大きな損をするのが怖い場合などは、分散投資を取り入れるのがおすすめです。
・管理が大変で資金が大量に必要
分散投資のデメリットは管理するのが大変だという点です。投資対象を分散させる場合、それぞれの投資対象に関する知識が必要になりますし、常にいろいろなことに気を配っていなければなりません。投資対象が一つの場合はその管理だけをすればいいので、投資に割く時間をすべてその投資対象に充てることができます。
また、投資資金が大量に必要というのもデメリットの一つです。投資にもよりますが、ある程度まとまった金額があった方がリスクを小さくできるものが多いですから、一つ一つにまとまった資金をあてていくと投資資金が大量に必要になってしまいます。
・リスクと同時にリターンも小さくなる
また、分散投資のもう一つのデメリットとして、リスクと同時にリターンも小さくなるということが挙げられます。せっかく大きな利益を上げられる場合であっても、そこに充てている資金が小さい場合はリターンも小さくなってしまいます。
いかがでしたでしょうか。
分散投資については、投資家の中でも意見が分かれており、一概にやった方が良いといえるものでもありません。
あくまで大切なのは、自分に合った投資を行うことですから、分散投資が自分に合ってるかしっかりと吟味したうえで行うどうか判断するようにしましょう。