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太陽光などの自然エネルギーの問題点〜消費エネルギーを全てまかなえない理由とは?!〜

2017/05/23

みなさん、こんにちは。

突然ですが、みなさんは環境問題についてどうお考えですか?
この問題は、歴史上、最大の世界的問題の一つだということに間違いありません。今や、世界各国が様々な対策を検討し実行しています。非協力的な国も幾つかありますが、、、。しかし、環境問題は確実に世界の生態系を蝕んでいます。そして、それは人間も例外ではありません。地球上に生きとし生けるもの全ての存続のためにも、早急に最善の対策が必要です。

環境問題の対策の一つに「太陽光発電などの自然エネルギーの活用」が挙げられます。これは、石油や石炭と違い温室効果ガスの排出をなくすだけではなく、資源が無限大にある、設置さえすれば自然とエネルギーを得ることができる、など様々なメリットがあります。

世界各地でその利用量はこの10年で圧倒的に増えてきています。もちろん、日本でも増えてきており、環境問題解決に大きな期待が寄せられています。

しかし、消費エネルギー全てを自然エネルギーでまかない切るというのは非現実的です。

原因は、自然エネルギー特有のデメリットにあります。

第一の要因は、石炭や原子力に比べエネルギー生産効率が非常に悪くその量も少ないことです。
自然エネルギーのエネルギー生産量はまさしく神頼みみたいなところがあります。その生産量は自然に左右されます。つまり、エネルギー生産量が全く安定しないのです。

第二の要因として、設置や技術開発において多額の費用が発生することが挙げられます。
環境エネルギー政策研究所の2014年のデータによる日本の自然エネルギーへの投資総額は約4兆円です。それに比べ、自然エネルギーが生み出しているエネルギー総生産量は全体の12、6%です。これを見るだけでも自然エネルギーを用いる費用の高さは明白だと思います。

そして第三の要因は、発電機器の設置場所が非常に限られていることです。
発電所の設置の際には幾つか検討しなければいけないことがあります。
・その場所がどれだけのエネルギー生産性があるのか(天候などによる影響)
・景観を損なわないか
・騒音などの公害はないか
特に日本などの国土の少ない国には深刻な問題だといえます。

以上のように環境問題解決に大きな期待が寄せられている自然エネルギーの活用ですが、幾つかの問題点があります。これらを克服するためには、より高い技術力が求められるでしょう。環境問題のためにも、いずれ、自然エネルギーだけで全ての消費エネルギーをまかなえる時代が来ることを願います。

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